「また口の中を噛んじゃった…」
最近、頬や舌を噛んでしまうことが続いていたりしませんか。
これは単なる不注意だけではなく、あなたの身体と心のバランスが崩れているサインかもしれません。
私自身やお客さまの状態から、口内を噛んでしまう主な原因は、
- 栄養不足・偏り
- ストレス
- むくみ
- 骨格の歪み
の大きく4つが考えられます。そこで、それぞれの原因と対策をお伝えしていきます。
栄養不足
神経の伝達不具合や粘膜のケア不足から口の内側を噛んでしまうことがあります。医学的にも口の粘膜や神経が正常に働いていない場合、口内を噛みやすいという見解があるそうです。必要な栄養素が不足しているとこの状態になりやすいので、気になった方は食事内容を見直してみましょう。
考えられる栄養素は次のとおりです。
必要となる栄養素
ビタミンB群(B1, B2, B6, B12): 粘膜の健康維持と、神経機能を正常に保つために重要。
マグネシウム: 筋肉や神経の興奮を鎮め、無意識の食いしばりによる筋肉の緊張緩和に役立つ可能性があります。
おすすめの食材
ビタミンB群: 豚肉(特にヒレ)、レバー、納豆、魚介類(うなぎ、かつお)。
マグネシウム: 海藻類(わかめ、ひじき)、ナッツ類、豆類、緑黄色野菜。

ストレスと緊張
ストレスが溜まると、寝ている間や集中しているときに無意識に食いしばりや歯ぎしりが増えてしまいます。すると、顎や頬の筋肉が常に緊張し、口の裏側が歯の間に挟まりやすくなってしまいます。
精神的な緊張からくる場合は、心をゆるめてあげることで改善が見込めます。
疲れが溜まっていたり、無意識にプレッシャーを感じていたりする場合もありますので、気づいたらリラックスする時間をとってみてくださいね。
むくみ
口内を狭くする物理的な原因としては、頬がむくんでしまっていることも考えられます。頬も「むくみ」があるのです。
疲労や冷え、不規則な生活による血行不良や代謝の滞りは、身体全体のむくみにつながります。特に、頬や舌の粘膜がむくむことで、口内のお肉が歯の間に挟まりやすい状態になってしまいますので、生活習慣を振り返り、改善できそうなものから変えてみましょう。
むくみ対策は
血流と代謝をサポートするケアがおすすめです。
身体を温めること、軽いストレッチやウォーキングなどで血流を促してあげることなどで対策ができます。

骨格の歪み
顔の歪みが原因である可能性もあります。
頭蓋骨や顎関節(がくかんせつ)の歪みが直接的な原因となり、噛み合わせをズラしているケースも多くあります。この頭蓋骨や顎関節の歪みは、身体全体から見て整えていくと早く、根本的に変わっていきます。
顔の歪みの根本原因を語ると
私たちの身体は繋がって動いているので、ある部分の歪みが全身に連鎖していきます。
例えば、ハイヒールを日常的に履くことで足の指の骨が歪み、それが足首、膝、そして骨盤へと連動し、最終的に顎関節の位置まで影響を及ぼすこともあります。
靴を変えたら肩こりや腰痛が良くなったと感じる経験を持っている方は少なくないかもしれません。
日々の座り方の癖も、巡り巡って噛み合わせを悪くする原因になっていたりするので、口元を含め全体の歪みを確認してみるのもおすすめです。
骨格調整の重要性
骨格が歪んでいるとポキポキと音のするような整体で治さなくてはいけないの?と思うかもしれません。
ですが、もっとやさしく骨格を整えることもできます。
hanasakuの骨格調整メニュー(アロマ×骨格セラピー)では、顎関節だけでなく、首や背骨を含めた全身のバランスを整えていきます。身体の歪みを元の状態へ戻していくことで、顎の位置が本来あるべき場所に戻り、口内を噛む頻度の減減少につながります。

hanasakuの施術の後の感想
施術を受けたすぐ後に身体の変化を感じられる方も多くいらっしゃいます。歪みが定着している状態から、身体が本来のバランスを覚えるようにしていくと、口内の歪みだけではなく、肩こりや腰の痛みなど身体全体がラクになります。
まとめ
今回は口の中を噛みやすくなる原因をお伝えしました。
リラックスすることや骨格の調整、生活習慣の見直し。これだけ聞くとなかなか大変そう、と思ってしまうかもしれません。
hanasakuではこのトータルトリートメントをメインで行っておりますので、無理せず整っていきます。不調のサインかもしれない「口を噛む」への対策をしたいとお考えの方は、ぜひ当サロンにお越しください。
プロのケアを取り入れ、より健康で快適な毎日をお過ごしくださいね。